シンプルなメモアプリ『Frognote(フロッグノート)』開発者インタビュー

シンプルなメモアプリ『Frognote(フロッグノート)』開発者インタビュー

こんにちは!編集部のみやです。
12月2日、ユーザー同士でグループ共有できるシンプルなメモ/ToDoアプリ『Frognote』を、
iOS向けにリリースしました。
このアプリを担当した、プロデューサーの山内さん、企画の木股さん、エンジニアの猪飼さんの3名に、
アプリに込めたアツイ想いやこれからの野望について、語っていただきました!(インタビュアー:貝塚)

Frognote_logo
『Frognote』ロゴ

 

- まず、この『Frognote』を作ろうと思ったきっかけを教えてください。

木股(企画):自分のニーズに合うメモアプリが世の中に無かった、というのが最初ですね。

山内(プロデューサー):以前、「Catch notes」というメモアプリがあって、それが無くなったんだよね。

木股:2013年8月に終わったんですよ(即答)。

山内:Catch notesは“シンプルでなおかつ使いやすい”みたいなところを目指していたアプリだった
  んですよ。周りでも評判で「あのメモアプリを日本語化できたらいいよね」という話をしていた。
  でもサービスが終了してしまったんです。“書き始めやすい”とか“インターフェイスがごちゃごちゃしない”とか、
  あのアプリの使い勝手のインパクトは強くて、“やっぱりああいうメモアプリが欲しい”というみんなの想いが、
  「百人百案」に出すきっかけになりました。

Frognote_Yamauchi
プロデューサーの山内さん

- 「百人百案」はニフティ社内のアイディアコンテストですね。昨年度は『Frognote』の原案
 を含む2件の企画が、サービス化検討フェーズに進みました。
 さまざまなアイディアの中から自分のアイディアが採用されたときは、どんな気持ちでした?

木股:すぐに直接的な利益をもたらすアプリじゃないけど大丈夫かな、と(笑)。

山内:たしかに急速に数値が伸びるような企画ではないけど、“生活の基盤になるツールは必要だ”と
  事業部が理解して、後押ししてくれたのは嬉しかったですね。

木股:感謝してます!!

- どういう人たちに使ってもらいたいですか?

木股:ビジネスユースよりもプライベートでの利用を想定しています。たとえば家族とか友だちとか、
  大切な人と一緒に使ってもらいたいですね。
  スタート時点ではまだ新しいアプリということもあって、スマホをアクティブに使いこなすような人を
  ターゲットにしていますが、最終的なターゲットというのは特に定めていないんです。
  それはこのアプリを一人で使うのではなく、家族など複数人の人たちで使ってもらいたいと思っているからで、
  どんな年齢層や性別でも違和感なく使ってもらえる、というのが目標です。

Frognote_Kimata
企画した木股さん

- こだわった点は?

木股:iPhoneのユーザーが違和感なく使えるように、デザインやUIも極力iPhone標準のアプリに
  近づけるようにしています。

猪飼(エンジニア):そうですね、ユーザーが慣れてる動き、気持ち良い動きができるように、
  画面はこれでいいのか、とか、そういうUIのところに一番時間を使いました。
  あと、追求した“シンプルさ”は“ショボさ”と紙一重みたいなことろがどうしてもあって、
  どこまで削ぎ落としていけるのか、みたいなところも、こだわった点としてはありますね。
  最終的には“シンプルな使いやすさ”に振り切って、大きな機能も2つほど削りましたし、
  色数も極力減らしました。

 

Frognote_UI
『Frognote』画面イメージ

木股:結果として「Catch notes」と同じような色合いになったんですが、そこはリスペクトが入って
  いるとかいないとか(笑)。

- では、苦労したことはありますか?

猪飼:メモはプライベートな情報も多く含むので、共有していない人に見られてしまったりする
  ようなミスは許されないんですよ。誰に共有しているのか、誰がそのメモを見られるのか、
  誰に通知を送るのか、そういう機能面の整理には苦労しました。でも、ニフティクラウドの
  mBaaSチーム(※1)と密にコミュニケーションをとることで、不明点を解決できたのはとても助かりましたね。

- アプリ名が『Frognote』ということですが、なぜ「Frog(カエル)」にしようと?

木股:さっきもお話しましたが、プライベート利用をメインに想定しているので、「Share」とか「クラウド」
  とかの“機能”を名前につけたくないな、と思っていました。覚えやすいように、動物や植物の名前を
  検討していって、その上で呼びやすくて、響きがよくて、アイコンにしやすくて、意味合いが世界的にも
  悪くないもの、というのを選んでいって、最終的に残ったのが「Frog」だった感じです。
  あと、メモをとることで“記憶がよみがえる”、“振りかえる”みたいなダジャレにも使えるんじゃないか、とか。

- “カエルが好き”というわけではないんですね(笑)。

木股:特にそういうわけではないですね(笑)。あと、カエルは西洋では復活を司る意味合いがあるらしい、とか、
  水の中の生き物とも陸上の生き物とも友だちだからコミュニケーションを司るという意味合いがあるらしい、とか。
  これはリリース後に『Frognote』と名付けた理由をよく聞かれるので、あらためて調べた結果に出てきた
  “後付け”ですが……。ちなみに「Evernote」の象は、西洋では象はとても記憶がいい動物と言われている
  ことから、アイコンに使われていると聞いています(※2)。

- 先ほど、"世界"という言葉が出てきましたが、これからの展開や目標などは?

木股:iOS版についてはリリースして数日しか経っていないのですが、UIの良くない部分とか、
  要望とかが大量に上がってきているので、優先順位をつけて改善していって、使い勝手を上げていきます。

猪飼:正直まだ完成形とは思っていないので、数あるメモアプリと戦って勝つためには、
  ダメなところを直し、良いところを伸ばすというのをスピード感をもってやりきろうと思ってます。

木股:あと、ぜひ外国の方にも使っていただきたいので、アプリの英語版を2015年3月中にはリリースしたいですね。

木股:複数人の方で使ってもらうのを想定しているので、必ずリリースしなくてはいけないAndroid版は、
  2015年初夏にリリースする予定です。

山内:『Frognote』は、スマートフォンの標準メモアプリから乗り換えていただくことを目標としています。
  今のAndroidはそもそも標準メモアプリが無いので、そのポジションは押さえていきたい。
  ただ、「Google Keep」が先月共同編集機能を実装したり、機能拡張を進めてきていているので
  競争は厳しくなりそうですが。

木股:でも、Google KeepやiPhoneの標準メモアプリは同じOS間なら共有できるけど、OSを越えた共有は
  どちらも実現できていません。『Frognote』のAndroid版が出ればそれが実現できるので、
  それが強みになると思っています。

猪飼:そこまできて、初めて『Frognote』の真価が問われるのかな、と。

山内:そしてそれができるようになると、Microsoftの「OneNote」が次の競合に……。

木股:相手がデカいね……MicrosoftとかGoogleとかAppleとか。

山内:がんばりましょう!

木股、猪飼:ですね!

- 「複数人で使っていただく」というのが、『Frognote』のポイントですね。
 今日はありがとうございました!

 

Frognote_Frog

『Frognote』チームでは、社員から受けた機能要望などを実際にこのアプリで管理して、
改善を進めているそうです。みなさんもぜひ使ってみてください。
そして気づいた点があればフィードバックをお送りくださいね!

■『Frognote(フロッグノート)』紹介ページ
http://frognote.nifty.com

■iOS版ダウンロードページ(iTunes)
https://itunes.apple.com/jp/app/id930359140

■Android版
2015年初夏リリース予定!

※1 『Frognote』のプッシュ通知機能、自動同期機能は、ニフティが提供するスマホアプリ特化型の
クラウドサービス「ニフティクラウド mobile backend」を利用しています。

※2 西洋には、“Elephants never forget(象は決して忘れない)”ということわざがあります。

 

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